家にエホバの人がたまにきます。
私はどちらかと言えば自由な宗教スタイル。
宇宙の話やかみさまの話、スピリチュアルな話はわりと好きなので、エホバさんとは見る視点が違いますが、エホバには入らないことを伝えた上で話をきくこともあります。
で、今日もいろいろ話を聞いていたのですが「聖書を読んでほしい」と言われたのです。
でも自分のことは自分がよく分かっています。できないのは分かっていたので「それはできない」とはっきり伝えました。
私はクリスチャンではありませんが、短大がキリスト教の学校で子どもたちもキリスト教の学校にお世話になりました。それで聖書にふれる機会も今までたくさんあったのですが、どうもしっくりこない。物語が長いので理解するまでに時間がかかる。
それは感じていました。聖書は世界で一番読まれている書物なので、素晴らしいのは分かっています。
ただ今までの自分の経験で自分にあったもの、自分が読みやすいものしか読まないし、読めないし、頭に入らない。
そう思っていたからです。
かみさまは自分にあったものを与えてくれる。
世界には、たくさんの宗教があります。宗教でなくても、宇宙や目に見えない世界の話、神さまについて分かりやすく書かれた本も今たくさんあるんです。
神様はとっても親切で慈悲深い。
私のように難しい本をよめなくても、人それぞれの性質やレベル、好みに合わせて、いろいろな形で本を用意してくれています。そして自分にとってベストなタイミングでそれを送ってくれている。そんな風に感じています。
なので、それぞれが今の自分にマッチしたもの、自分がしっくりくるもの、使いやすいものを選んで、取り入れればいいと思うんです。そしてそれを使って日常をどうすごしていくか・・・・。ここも大事にしたいところ。
これが正しい、これは違う・・・・。話をしているとイエスについていろいろ教えてくれるのですが、私にとって、どれが本当の真実でどれがそうじゃないか・・・そんなことはあまり重要ではありません。
今回いろいろ感じて、素直にエホバさんに伝えたことは、
・聖書ではなく、自分にマッチしたものを私は読みたい。
・宗教も本もみんなそれぞれ自分に合ったものを取り入れればいいと思っている。
・私は合わないけど、エホバがしっくりくる人もいる。そういう人に出会えたらいいですね。
こんな風に自分が思っていることを伝えました。
相手にはっきり伝える・・・。これも私なりの思いやり。
前はそれができなかったけど、できるようになってきたことも嬉しいです。
とにかくこれからも、
自分がしっくりくるものを自分で選んでいく。
そして、周りの人の自由も認める。
そんなスタンスでいきたいと思いました。