こんにちは。チャレママです。☺
わが家は築40年以上の古い一軒家です。元々旦那さんの祖父母が住んでいました。
私たちが結婚した時に7年使われていなかったこの家。入居当初、祖父母の荷物(遺品)がそのまま大量に残されておりそれを処分する所から結婚生活がスタートしました。
全く面識のない義理の祖父母が建てたこの家ですが、遺品の整理や家の修理などを通じて祖父母の人柄や趣味などを感じ取ることができました。だからこそお墓参りの時には、その祖父母に対して感謝の念が自然に沸き起こります。
私たちがこの家に入居してから10年。
手入れが必要なところは自分たちで直し、時にはプロに頼りながら少しづつ自分たちの住みやすい理想の形を作り上げてきました。
そんな過程は失敗もありましたが、失敗もまたこの家の個性に。
そして家族でDIYをしたり手をかける度に思い出が増えて、この家に対する愛着が湧いてきました。
私たちが住む前は誰も住むことがなく7年間放置されてきましたが、少し手を加えてあげることで快適に生活できるようになりました。そして私たちが住むことで家も傷まず、夫の両親にも感謝される。
最初はこの古い家で本当に幸せに暮らせるか自信がありませんでした。でも今はこの家に住んで良かったなと思います。
新しい家も魅力的ですが、新しい家では感じられない家の歴史や思いに触れることができます。
そんな家の歴史を感じながら、今の自分たちに合った心地よい住まいに少しづつ変えていく。
そんな過程も楽しいものです。
住むほどに自分たちが心地よい環境に変化しているので、この家が自分たちだけのパワースポットになっていくような感覚さえあります。
これから空き家もどんどん増える時代です。
私たちのように今あるものを上手くリノベーションして生かす。
そんな住まいの選択も楽しいものだと思います。
これからもこの古い家に愛着を持って、大事に住みたいと思います。