斎藤一人さんの新刊を読みました。いつも思いますが、一人さんの話は心に響くものばかり。
毎日の忙しい生活に追われ、自分を見失っている人にオススメの本だと思います。
この本を読んで、素直に心に響いた箇所を少し紹介したいと思います。
素直さこそ最強の武器である/著 斎藤一人
自分に素直だとね、自分がやりたいことをやるようになるんだよ。だからって、やりたくないことはやらなくていいって言ってるわけじゃないよ。やりたいことを素直にやっていると、その中にはやりたくないことも含まれているかもしれないけど、それですら乗り越えられるパワーみたいのが自然と湧いてきて、ちゃんと乗り越えてしまえるんだ。だからそういう人は幸せに決まってるし、楽しいに決まっているよね。
自分の人生なのに、人のやりたいことばかりやっていて、自分のやりたいことを我慢ばかりしていたら、幸せになるわけがないんだよ。
一昔前は、親の言うことを聞くこと、要するに扱いやすい子のことを「素直な子」って呼んだの。
でもこれからは、幸せに向かって素直に生きている子を「素直」っていうんだよ。
素直さの意味自体が「相手から自分」というように変わってきているんだね。
自分に素直であるという人は生きづらくなったりしないのでしょうか?
質問の意味って、こういうことじゃないかな?これが嫌いだとか、あれはやりたくないとかって、嫌なことをやらないで、自分に素直に好きなことだけやって生きていると、だんだん生きづらくなって、うまくいかなくなるんじゃないかってことでしょう?
でもね、うまくいかないときは、うまくいかないんだってことが素直にわかれば、それでいいんだよ。
そして、うまくいくにはどうすればいいかをそこからまた素直に学ぶだけなの。
ただ、生きづらいっていうのは、結局のところ、素直じゃないからなんだよね。
幸せになりたかったら、そうなりたいと素直に願い、行動すればいいんだよ。できないことをやれって言ってるんじゃないよ。できることを、行動するだけなの。
いい笑顔ができるなら、その笑顔でもって自分が願った道の一歩を踏み出すの。愛のある言葉が使えるなら、愛のある言葉で同じように一歩踏み出すの。
いいかい?
自分で決めたのなら、そこには成功の道ができるんだから、素直に進んでごらん。あなたなら大丈夫。
少しだけ、一人さんが考える素直さとは何か紹介しました。
自分にとっての幸せとは?
私は結婚して子どもができてから長年、夫と子どものことを優先にしているうちに、だんだん自分がなくなっていきました。
そして気づいたら、自分は一体何をしたいのか分からなくなった時期がありました。
私の周りで独身の方でも、いつの間にか周囲に合わせてばかりいたら、「自分は本当はどうしたいのか?」と自分を見失っている人もいます。
それから今は価値観が多様化している時代。人によって幸せの形が違う時代なんです。
専業主婦になるのが幸せな人もいれば、外で働いている方が幸せな人もいます。
仕事も収入が多い仕事より、多少給料が低くても自分が楽しいと思う仕事をしている方が幸せと感じる人もいます。ほんとに人によっていろいろなんです。
だからこそ、まわりに流されないで「自分にとっての幸せは何だろう?」
そんなふうに一度立ち止まって自分に問いかけてみてください。
もしかしたらまわりに流されてばかりで、「まわりが良いと思う人生を歩んでいるだけで、自分はちっとも幸せになっていない」と感じるかもしれません。
もしそう感じたなら、自分の心に素直になることからはじめてみてください。
変わりたいと思った時から、いつでもやり直しができます。そして自分に素直になって自分にとっての幸せを見つけて、それに向かって行動していきましょう。
私も自分の幸せを改めて考えさせられました。
「もっと自分の心の声に素直になって、自分が思う幸せにむかって前に進めたらいいな」と思います。