「ねぇ ママ これ買って〜 あれ買って〜」
こうした子どもの物の要求が多くて困るって経験したことありませんか?
私も買物に行く度に、物を要求され困ったことがよくありました。
外では人目もあって、どんなふうに言い聞かせればよいか対処方法が分からずあたふた。
しかも子どもが大きくなればなるほど、ごまかしが効かないんですよね。
子どもの心は物では満たせない
親が子どものためにと物を買い与えても、親の気持ちは伝わりにくいものです。
たとえそれがとても高価なものであっても、親の愛情として子どもの心には伝わりにくいようです。
子どもの心はものでは満たせないと覚え、ものを買い与えることはできるだけ限度をわきまえましょう。
物以外の要求にはできるだけこたえる
ものでの要求を満たすこと小さくするかわりに、もの以外の要求は可能な限り満たしてあげましょう。要するにお金ではなく心や手をかけるということです。
例えば、
・抱っこしてほしい
・お風呂に一緒に入ってほしい
・そばで寝てほしい
・公園に行きたい
・話を聞いてほしい
・絵本を読んでほしい
親の気持ちと時間の許すかぎり、子どもの要求にこたえてあげてください。そうすれば心が満たされ、ものでの要求もどんどん減ってきます。「あれも買って、これも買って」とものを要求して親を困らせることも少なくなっていくでしょう。
こんなふうに、心が満たされ、自分が愛されていると感じられるような経験を十分に親から与えられた子どもは、親離れや、自立もスムーズにいきます。子どもが「もういい」というところまでしてあげられたら1番いいですね。
食事で子どもの心を満たす
年に数回、実家に帰省した時に親の手作りの食事をいただきます。特に子どもの頃から好きだった好物をつくって出してくれると大人になった今でも嬉しく気持ちが満たされます。母親の手作りの食事は愛情が伝わりやすく子どもの心を満たすのに1番効果的なものかもしれません。だからといって“手作り”にこだわらなくても、朝食はパンがいいかご飯がいいか、飲み物はミルクがいいか、オレンジジュースがいいか、こどもの要望を聞きそれに応えてあげる。このような簡単なことでも、「自分の望んだことを受け入れてもらった」という実感が子どものなかに伝わり心が満たされます。
ショッピングセンターに行く回数を減らす
ショッピングセンターに行くと沢山の魅力的な商品が並び、買う予定のないものでつい買ってしまう経験は誰でもあるのではないでしょうか?そもそも見るから欲しくなる。だったらできるだけ見ないようにすればいい。まずはショッピングセンターに行く機会を減らしましょう。買う目的もないのに暇だからと子どもをお店に連れて行くのは賢明ではありません。公園、図書館、児童館、行く所は他にもあります。
まとめ
子どもの物の要求が多くて困った時は
- 物以外の要求をたくさん満たしてあげる。
- 食事で気持ちを満たす。
- ショッピングセンターに行かない。
これが意識するようになってからは、子どもの「あれ買って〜」は減って子どもとの信頼関係もしっかり築けるようになりました。
特に食事はすごく効果が高いですね。
子どもが落ち込んで元気がないときも、食べたい物を用意してあげることで心が満たされ元気になることを実感します。